hideki nakashima
あなたには営業の才能がある理由 福岡 営業の悩み相談所
更新日:5月29日
少し結果がでないだけで、「自分は営業に向いていない」とあきらめたり、挫折したりする営業マンが少なくありません。
ノルマを達成できず、周りから「できないヤツ」というレッテルを張られ、ますます自信を失い、営業の現場を去っていく……。そうした人を見るたびに、やはり私は「それは、とてももったいない」と感じます。なぜなら、会社から営業職に選ばれた時点で、あなたには営業の才能があるからです。
会社から見込まれたからこそ、今、あなたの目の前に営業の仕事があるのです。会社は、営業に向いていない人を採用しません。会社はボランティアではなく、当然、利益を出さなければいけないからです。
そう言われても、「実際に営業成績を上げられていないから……」と、あなたは戸惑うかもしれません。才能があるのに発揮できないと、自分を信じられなくなってきて、悔しくて、自分を責めて、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
でも、これまで営業がうまくいかなかったのは、あなたの責任ではありません。私のところには多くの悩める営業マンが相談にいらっしゃるのですが、才能を発揮できない理由には大きく次の2つがあります。
1 そもそも、営業を学ぶ機会を与えられていなかった
2 間違った営業認識を与えられていた
あなたは学校の授業で、営業について学んだことはあったでしょうか。おそらく会社に入ってからも、成果が上がる特別な研修を受けることも、売れ続けている上司の同行訪問を心ゆくまでさせてもらったこともないのではないでしょうか。
もしかしたら、見本となる営業マンに出会ったこともないかもしれません。
もし出会ったとしても、その人はその人なりのやり方で成功しているので、学びようがなかったでしょうし、真似をしてもうまくいかなかったのではないでしょうか。
たとえば、アポイントがとれて、営業先に伺って話ができたとしても、その次に何を話せばいいのかわからない、となると次回の訪問がおっくうになってきて足が遠のいていきます。そんなことを繰り返しているうちに、訪問先がなくなっていき、営業の仕事が苦しくなって、あきらめてしまうことも多いかもしれません。
そんなあなたに、「正しい営業認識」と言っても、「それって一体、何?」と戸惑ってしまうのは無理もないことです。
では、そもそも営業とは、どういう仕事なのでしょうか。
・商品を売る仕事
・相手を説得する仕事
・アポイントをとる仕事
・飛び込み訪問をする仕事
・既存のお客様の御用聞き
・商品やサービスを説明する仕事
・相手の悩みや不安を聞いて解決する仕事
営業マンによって答えは千差万別です。でもここで、間違いなくあなたに伝えたいことは、営業は「つらい仕事」ではないということ。「苦しい仕事」でもなく、忍耐も努力も必要ないということです。
もし、あなたが営業の仕事を苦しいものだと感じているのなら、それはどこかで誰かから間違った営業認識を与えられたからです。
では、本当の営業の仕事とは何でしょうか。
「あなたの夢を叶えるための礎(ル・いしずえ)となる仕事」です。
もちろん、顧客からきついことを言われたり、知識や経験不足から失敗したり、つらい体験をしたこともあることでしょう。そうした経験は消すことはできませんが、むしろそれらはあなたの夢を叶えるための必要なプロセスであり、大切な栄養なのです。
今、ここからは、あなたの夢をかなえるために「本当の営業の仕事」を心にインストールし直していきましょう。
次の3つが、あなたがこれからやるべき仕事です。
・やっていて楽しい仕事
・ずっと継続していきたい仕事
・自分が好きなこと、得意なことを活かせる仕事
だからこそ、営業は誰にとっても天職となり得るものであり、あなたが選ばれた人である理由なのです。